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大阪|観光・商業施設続々開業でインバウンド狙う

 JR大阪駅前に開発中の事業名「GRAND GREEN OSAKA(グラングリーンオオサカ)」。この商業施設を含め居住棟、公園のある都市空間の約7割が24年9月にまちびらきします。また関西国際空港でも新飛行経路が承認される見通しとなり、大阪・関西万博の開催を目前に、大阪はさらなるインバウンド(訪日外国人)の増加が見込まれています。

 一方、兵庫県でもここ数年、インフラや民間の商業施設などに、大きな変化が見られるようになってきました。阪神高速道路では、渋滞を解消するため、阪神高速3号神戸線では迂回ルートを導入。阪神高速4号湾岸線も延伸が進められ、名神高速道路と接続する名神湾岸連絡線の事業が開始されます。

 また、長年親しまれてきた「神戸市立須磨海浜水族園」は、6月に「神戸須磨シーワールド」としてリニューアルオープンしました。「三井アウトレットパークマリンピア神戸」は、全面建て替えを行い、11月にオープン予定。ホテルを隣接させるなど、従来の水族館のイメージを払拭する施設となりました。 神戸空港も25年の国際チャーター便の運用開始に向け、空港の機能強化を進めています。 大阪の勢いに兵庫も追い付けるように、これからの盛り上がりを期待しています。

加藤 薫 オーナー

(2024年9月号掲載)

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