オーナー向けのセミナー開催
静岡市内の賃貸市況を発表
ガス事業を展開する静岡ガス(静岡市)は7月4日、全国賃貸住宅新聞社(東京都中央区)と共催で静岡県の賃貸オーナーが所属する「SHIZGAS OWNERS’CLUB(シズガスオーナーズクラブ)」の会員に向けたセミナーを静岡市の大規模複合施設「GRANSHIP(グランシップ)」の会議室にて開催した。タイトルは「『100人アンケート調査』から分かった、静岡家主の賃貸経営の実態」として2部制で行った。講師は全国賃貸住宅新聞社の東島淳一郎取締役が務め、約1時間半のセミナーに63人のオーナーが参加した。
第1部では事前に行ったアンケートの調査結果を基にして、静岡県のオーナーの家賃収入や、所有資産、導入設備などを集計したデータを発表。集計データから読み解いた入居率100%のオーナーと80%以下のオーナーの違いにも言及した。
第2部では全国賃貸住宅新聞社が発行する「賃貸仲介・入居者動向データブック2024」を基に、不動産会社の集客手法や部屋探しのトレンドについて発表。さらに、静岡県の二つの管理会社に聞いた入居者属性の変遷や、静岡市内での賃貸市況のトレンドについて伝えた。
静岡ガスではオーナーとの関係構築、満足度向上を目的に会員制度SHIZGAS OWNERS’CLUBを運営している。今回のセミナー以外にもバスツアーなど、さまざまな企画を行っており、約5000人の会員を擁する。
(2024年10月号掲載)
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