【特集】非住宅ではじめる遊休地活用ビジネス 第一弾:④リラクゼーション

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テナント活用 健康美容編 1室から始められる空室対策

賃貸経営の新たな可能性として、マンション1部屋から開業できるフランチャイズビジネスを紹介する。

リラクゼーション MUU

手ごろな価格で癒しの空間を提供するサロン整骨院の技術を活かした高品質な施術

プライベートに配慮した店舗設計

癒しの手(奈良県生駒市)宮﨑順也社長(50)

 2011年に奈良市でオープンした「MUU」は、和モダンテイストの個室で整骨院の技術を活かした質の高い揉みほぐしを提供する。全部屋完全個室で一般的なサロンよりも広めに設計。ドアを設けることでプライベート感を演出している。

 同社は長年整骨院を手掛けており、同店の施術メニューは骨格を熟知した柔道整復師が開発している。解剖学的根拠に基づいた施術は、心身の疲れを正しく癒やす効果がある。

 メインメニューは、ボディケアコース、アロマオイルコース、足つぼコースの3種類。そのほか、オプションメニューとして10分1200円のドライヘッドスパと1回500円の極温石が用意されている。店舗によって価格は異なるが、標準価格はボディケアコースが60分3980円、男性アロマオイルコース60分6980円で、客単価は約5500円となっている。

 顧客層は30~50代が多く、男性が55%。完全個室で他人の目を気にせず利用できるため、男性客も頻繁に訪れる。癒しをコンセプトにした空間づくりや、コストパフォーマンスの高い施術を提供していることから、リピート率は80%超えとなっている。

 開業資金は加盟金300万円、保証金20万円、研修費90万円。スケルトン物件で開業する場合、物件取得費や内装工事費、設備費などを合わせて初期投資は約2000万円となる。また、契約後費用として販促費30万円と開業支援費10万円が必要だ。

 20坪・ベッド4床の店舗で、収益モデルは月商320万円(稼働日数30日)。月々のランニングコストはオイルなどの原価4万円、人件費160万円、家賃20万円、宣伝広告費18万円、水道光熱費5万円、販売促進費3万円、そのほか雑費やシステム費が約9万円。ロイヤリティは売上の8%、広告分担金が1%、営業利益は72万円となっている。

 開業前後2カ月間は本部がセラピストを派遣し、加盟店スタッフの研修を行う。また、開業後の集客であるインターネット広告は本部が代行しており、加盟店は実費のみ負担で、代行費用は不要だ。

▲和モダンをイメージした待合室

(2024年5月号掲載)

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