【特集】非住宅ではじめる遊休地活用ビジネス第八弾④:眼の整体院

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眼の整体院アイケアLaBo

「眼のケア」に特化した整体サロン
少額投資で利益率34%を見込むパッケージ

老眼など眼の悩みを改善

 眼鏡店の調査によれば、日本の成人人口のうち7割以上がメガネやコンタクトなどで視力矯正を行っているという。2050年には世界人口の半数が近視になるとも言われており、海外の研究機関が警鐘を鳴らすほど、近視を発症する人が増加し続けている。そして、近視は進行度合いが強いほど、網膜剥離や緑内障など、眼の病気にかかるリスクが高まると言われている。

 瑞生(東京都渋谷区)が展開する「眼の整体院アイケアLaBo」は、そのような眼に関する悩みに特化した整体施術が受けられる整体院だ。施術を受けることで、眼の疲れの解消や視力の維持が可能になる。

瑞生(東京都渋谷区)
樫村瑞生 社長

 

 同店では、初めに視力検査やカウンセリングを行い、顧客の眼の状態や体調をリサーチする。その後、ヘッドスパやマシンによる特殊施術で筋肉の癒着を剥がす。動きが悪い部分に的確にアプローチすることで、根本から眼のケアを行っている。ケアやトレーニングを習慣化することで、視力低下を中心とした眼の不調を取り除くことができるという。

 眼の悩みは老眼や視力低下、眼精疲労や眼瞼下垂などさまざま。利用者からは、継続して通うことで効果が見られたとの声が挙がっている。

 同店は回数券制で、3回で4万9500円、16回で22万円、30回で36万3000円。施術時間は1回50分で、通う頻度は週1回を推奨している。

本部での教育体制の強化

 初期投資は加盟金が350万円、研修費が22万円、保証金が100万円。物件取得費は50~200万円で、設備工事が必要ないため内装費は100万円程度で済む。そのため総額は580~910万円となっている。また、目的来店が中心となるため、賃料の低いマンションやビルの空中階でも開業可能。さらに初期投資を抑えたい場合は、通常2ベッドを用意するところ1ベッドでの開業も認められている。

 2ベッドで開業した場合の収益モデルは、月商約300万円。利益率は34%で、営業利益は104万円を見込む。費用の内訳は人件費90万円、広告費30万円、家賃や水道光熱費が25万円、施術に必要なマシンのリース費が2台分で12万円だ。ロイヤリティは10%となっている。

 集客はメタ広告などを使用し、月間の新規顧客数は約40人を想定している。顧客は眼のケアのために継続して通う傾向があるため、リピーターが定着しやすい。

 今後、同社は眼科医との協業や本部体制の強化に注力しつつ、2年間で100店舗への拡大を目指す。

▲眼の整体院アイケアLaBoの施術イメージ

(2025年 2月号掲載)
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